OpenMic(オープンマイク)開催のご案内 7月22日開催(8月24日再実施) Notes/Domino 8.5.x へのアップグレード

OpenMic

先日 Lotus Notes/Domino 注目サポート技術情報にてご案内しました、OpenMic(オープンマイク)の開催日時・申し込み方法をお知らせします。

第一回目のテーマは、Lotus Notes/Domino 8.5.x へのアップグレードです。

奮ってご参加下さい。

※OpenMicとは、電話会議と Web ミーティングを使用した、IBM とお客様の技術情報の双方向のディスカッションの場で、IBM エンジニアからのセッションと質疑応答とで構成されます。 お客様からの積極的なご質問をお待ちしています。

開催日程

日時: 7月22日(木) 午後5時から6時

 8月24日(火) 午後5時から6時 (7月22日の再実施)

テーマ

Lotus Notes/Domino 8.5.x へのアップグレード

(これからマイグレーションを検討、実施する人向け)

Lotus Notes/Domino 8.5.x の新機能の紹介

マイグレーション手順の説明

事例紹介

質疑応答

開催方法

電話会議と Web ミーティング

アクセス方法は、申し込み頂いた方へご連絡いたします。

参加費

無料

定員

50名

申し込み方法

下記のアドレスに、メールでお申し込み下さい。

メールアドレス:ndtecinf に@jp.ibm.com を付けて下さい。

件名:OpenMic 参加希望 <お客様の e-mail address>

本文:お客様の会社名とお名前

事前の質問受付

OpenMic では質疑応答の時間を設けますが、質問は事前に受け付けています。 本スレッドの返信として、質問を投稿して下さい。

ブラウザーから返信を作成するには、Lotus Forum アクセス用のID を取得して頂き、Forumにサインインして下さい。

Lotus Notes クライアントでも参照のみ可能です。 Lotus Notes クライアントからのアクセス方法は、以下のリンクをご参照下さい(ファイル名は、nd85forum.nsf を指定します)。

#質問を作成する場合には、ブラウザーからアクセス下さい。

http://www-06.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/731617

Notes URL は下記 URL となります。

Notes://Notes1.notes.net/nd85forum.nsf/7606203117A962E585256C0600470911/BD401ED7C2BC2EA285257753001C0538

匿名での質問を希望される方は、お名前、会社名、ご質問内容を ndtecinf に@jp.ibm.comを付けてメールでご連絡下さい。

参考情報

(参考)アップグレード手引書 : Lotus Notes/Domino 8.5.1 へのアップグレード

http://www-06.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/734031

Subject: Question From Customer (3)

私は過去にドミノバージョンアップを何度か経験しております。(R5→ND6.5,ND7など)

ND8.5へのバージョンアップ経験はありません。

このたび、ND6.5→ND8.5のバージョンアップを行うことになりました。

バージョンアップにはいくつか手順があると思いますが、下記の2点についてどちらの手順が推奨されているか、メリットデメリット、注意事項などありましたら、教えてください。

(特にテンプレート管理やODSバージョンのアップデートが気になっています。)



<背景>

ドミノサーバは1台構成で混在環境を考慮する必要はありません。

新規のハードウエアに新しいND8.5サーバの構築を行います。(HW入替)



1. 新規サーバにND6.5をインストールし、旧サーバのDATA下のファイルを新サーバにコピーし

 新サーバにND8.5を上書きインストール



2. 新規サーバにND8.5をインストールし、旧サーバの必要なDB(メールおよび作成DB)を

 新サーバにコピーする。



□ バージョンアップという意味では、1.の手順のほうがよいのではないかと思いますが、

 不要なテンプレートもコピーされてしまい、今後の管理が煩雑になるのではないか。

□ 2.の手順であれば、クリーンな状態で、サーバを運用することができる。

 しかし、上書きインストールではないので正しくバージョンアップされるのか。

 (ND8.5の機能が活かしきれないのでは意味がないので。)

Subject: 回答

ご質問のあった点について回答します。

基本的にはこのような移行の場合、「マシンの入れ替え」(場合によってはオペレーティングシステムの入れ替えも含む)と「バージョンアップ」の作業を切り離して行う方がよいのではないかと思います。

◆ 二つの手順について

  1. 新規サーバにND6.5をインストールし、旧サーバのDATA下のファイルを新サーバにコピーし新サーバにND8.5を上書きインストール

この場合、御指摘の通り古いテンプレートは残ってしまいますが必要なファイル・テンプレートだけ更新されるので安全性も高いのではないかと思います。

カスタマーサポートとしては、Lotus Domino 6.5.x をインストールし、データディレクトリを移行した後に一度ドミノサーバーをその環境で起動し、バージョンアップの前に一度マシンの移行が正しく行われたことを確認することを推奨いたします。

新規サーバにND8.5をインストールし、旧サーバの必要なDB(メールおよび作成DB)を新サーバにコピーする。

Notes.ini、ドミノディレクトリ、システムデータベースなどを移行すればこの方法で問題ないのですが、8.5.xのインストールが終わった後に一度6.5.x で使用していたデータベースを置く事になるので以下の点に注意してください。

・ Notes.ini

インストーラーもNotes.ini についていくつか追加などを行うため、そのままの移行はせず出来るだけ必要なエントリだけ移すようにしてください。

(Directory行やServerKeyFileName行など)

・ メンテナンスタスク

異なるバージョンでNSFファイルを使用する場合、必ず fixup -F /updall -r /compact -c を実行しておくようにしてください。

起動前にDesignタスクで稼動しておいてもよいのではないかと思います。

・ メールテンプレート

例えば、mail6.ntfなどはサーバー上に無いので、mail85.ntfや djxmail85.ntfに置換する場合、Designタスクを実行する前に convertタスクを利用して置換しておいて下さい。

◆ その他の注意点について

  • メンテナンスタスクについて

バージョンアップの前には可能な限りメンテナンスタスクを全てのDBにオフラインで実行するようにしてください。

fixup -F / updall -r / compact -c などを実行してください。

  • ODSのアップグレード

Lotus Domino 8.x 以降バージョンアップ時間の短縮のため、バージョンアップ時のODSアップグレードが必須では無くなりました。

しかし、以下のような機能強化もされているため、作業計画に入れることが出来るようでしたらバージョンアップ時にODSのアップグレードも実施してください。 Notes.ini にCreate_R85_Databases=1 を入れてコピー圧縮を入れることによって変換可能です。

ODS 48 が必要な新機能

  • 最適化されたユーザー名の変更と削除

  • I/O の削減とパフォーマンスの改善

  • 強化されたユーザーアクティビティのトラッキング (「書き込み」から「追加/更新/削除」へ細分化)

  • オンデマンドでのビューの照合の構築

  • データベース設計の圧縮

  • 文書データの圧縮 (8.0.1)

ODS 51 が必要な機能

  • Domino Attachment and Object Service (DAOS)

◆ 参考文書

以下の文書も非常に有用ですのでご参照下さい。

(参考)アップグレード手引書 フェーズ 2 : Lotus Domino 8.5.1 サーバーのデプロイ

http://www-06.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/734033

developerWorks: Lotus Notes/Domino 8.5へのアップグレード

Subject: 質問事項

DominoR6.5.6 FP3 から Domino R8.5.x へアップグレードする場合の手順とメールDBの設計置換などで注意する項目があれば教えてください。

現在の使用環境になります。

社内用Dominoサーバ(クラスタ構成) 2台

社外用DominoMTAサーバ 2台

新規にインストールではなく、既存Domino R6.5.6からR8.5へアップグレードを考えています。

Subject: 主な注意点について

主なアップグレードの手順については以下の文書をご参照下さい。

(参考)アップグレード手引書 フェーズ 2 : Lotus Domino 8.5.1 サーバーのデプロイ

http://www-06.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/734033

主な注意点は以下の通りです。

・ バージョンアップの順番

MTAサーバーから先にあげてください。バージョンアップ時はユーザーアクセスの無いサーバーから上げる方がよいと思います。

・ 設計の置換

会議室予約データベースやDJX関連のデータベースの設計のバージョンアップも忘れないようにしてください。

また、メールデータベースは古い設計でも使えますが、一部の新機能が制限されるため、早い段階での設計置換を行うことを推奨します。会議室のアップグレードについては以下の文書をご参照ください。

(参考)会議室予約データベースを Lotus Domino 6 から 7 または 8 にアップグレードする方法

http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/733633

・ クラスタレプリカや複製の停止

設計置換時はクラスタレプリカなどは停止した状態で行うことを推奨します。

・ メンテナンスタスク

バージョンアップした後に既存データベースのメンテナンスタスクを実施するようにしてください。

オフラインで fixup -F /updall -r /compact -c を実行しておくようにしてください。

このあとサーバー起動前にDesignタスクで稼動しておいてもよいのではないかと思います。

・ ODSのアップグレード

Lotus Domino 8.x 以降バージョンアップ時間の短縮のため、バージョンアップ時のODSアップグレードが必須では無くなりました。

しかし、以下のような機能強化もされているため、作業計画に入れることが出来るようでしたらバージョンアップ時にODSのアップグレードも実施してください。 Notes.ini にCreate_R85_Databases=1 を入れてコピー圧縮を入れることによって変換可能です。

ODS 48 が必要な新機能

  • 最適化されたユーザー名の変更と削除

  • I/O の削減とパフォーマンスの改善

  • 強化されたユーザーアクティビティのトラッキング (「書き込み」から「追加/更新/削除」へ細分化)

  • オンデマンドでのビューの照合の構築

  • データベース設計の圧縮

  • 文書データの圧縮 (8.0.1)

ODS 51 が必要な機能

  • Domino Attachment and Object Service (DAOS)

Subject: 追加の質問

1.メンテナンスコマンド

バージョンアップ前にメンテナンスコマンドの実行が推奨されていますが

実施理由が破損原因の切り分けが困難となるとこでしたので,DB数が多く

時間が掛かる為,省略するか,もしくはバージョンアップ後のDomino起動

状態でのスケジュール実行しようと考えております。

問題ないでしょうか?

2.Notes.ini設定

スケーラビリティがアップしていることから,以下のパラメータ設定を

削除するか,コメントアウトすることが推奨されていますが,現在,

ユーザ数やメール通数等の影響から,ディスクI/Oに負荷がかかり

レスポンスが著しく悪くなる時があり,本パラメータを解除することで

更に状況が悪化しないかという懸念があります。

設定しておいても問題ないと考えて良いものでしょうか?

また,設定を解除する判断基準(確認方法)などはないでしょうか?

3.ODS

Dominoバージョンアップ後,クライアントバージョンアップまでの期間

ODSをアップするメリットは,DAOS以外にどんなものがありますでしょうか?

クライアントが6.5のままでも,パフォーマンスの改善に効果はありますか?

Subject: 回答

<メンテナンスコマンドについて>

時間がない場合は仕方がないとは思いますが、サポートの立場からはバージョンアップ前にはメンテナンスコマンドを実施して頂ければと思います。

また、メンテナンスコマンドの実施については、思った以上に時間がかかる場合もございますので、余裕を持ったバージョンアップスケジュールをご検討頂ければと思います。

<SERVER_SESSION_TIMEOUT などの notes.ini パラメーターについて>

以下の URL で公開されている Technote には、SERVER_SESSION_TIMEOUT、SERVER_MAXSESSIONS、SERVER_MAXUSERS パラメーターに関しては無効化することが推奨されております。

タイトル: Lotus Notes/Domino 6.5.x および 7.0.x から 8.x への移行手順

文書番号: 731952

URL: http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/731952

バージョンアップを重ねるごとに Domino サーバーのスケーラビリティはより多くのユーザーを処理するよう向上しておりますので、より多くのトランザクションを処理できる状態にあります。

現在お使いのバージョンでこれらのパラメーターにより制限をかけているようであれば、最初はそのままの状態で運用して頂き、8.x へのアップグレード後、余裕がある状況であればこれらのパラメーターを無効化されるような手順をご検討されてはいかがでしょうか?

<ODS をアップデートすることによるメリットについて>

ODS 48 以降では設計や文書データの圧縮を行うことによってDisk I/Oの改善を行ったり、AdminPの処理が最適化されたりする機能が提供されております。ODSのバージョンはクライアントには透過的にアクセスできるようになっているため、旧バージョンのクライアントをご利用でもこれらのメリットを得る事が出来ます。

DAOS 以外のご利用でも十分メリットはございますので、是非ご検討頂ければと思います。

ODS 48 が必要な新機能

  • 最適化されたユーザー名の変更と削除

  • I/O の削減とパフォーマンスの改善

  • 強化されたユーザーアクティビティのトラッキング (「書き込み」から「追加/更新/削除」へ細分化)

  • オンデマンドでのビューの照合の構築

  • データベース設計の圧縮

  • 文書データの圧縮 (8.0.1)

ODS 51 が必要な機能

  • Domino Attachment and Object Service (DAOS)

Subject: Question from customer

Lotus Domino 7.0から Lotus Domino 8.5.1にアップグレードにおいてDJXを使用している場合の手順と考慮事項を教えて下さい。

Subject: 回答 (Response From Lotus Customer Support)

ロータスカスタマーサポートの長島です。

DJX 環境のアップグレードは関連データベースの設計置換が主な作業になります。

日本語環境設定ガイドの「Lotus Notes/Domino 7.0 以降のリリースから Lotus Notes/Domino 8.5 へのアップグレード」に詳細が記載されていますが、以下の点に特に注意してください。

・ 設計の引継ぎを行わないようにするため、djxadmin.ntf/djxadmin.ntf/djxdd.ntf の設計置換はクライアントから設計の置換を行うようにしてください。

・ メールのテンプレートを djxmail85.ntf にする際には、 load convert を使用することが出来ますが、フォルダのアップグレードを行えるように -u を指定してください。

コマンド例: load convert -u mail* * djxmail85.ntf

・ 新たにポリシーの利用を計画している場合には、新たにユーザー設定文書にポリシーのための設定を行う必要があります。

・ アップグレード前に処理中のリクエストなどは完了しておくようにしてください。

以下は、日本語環境設定ガイドからの抜粋です。

併せてご参照頂けると幸いです。

Lotus Notes/Domino 7.0 以降のリリースから Lotus Notes/Domino 8.5 へのアップグレード

以下の手順に従って、DJX を Lotus Notes/Domino 7.0 以降のリリースから Lotus Notes/Domino 8.5 へアップグレードします。

  1. Lotus Notes/Domino 8.5 で変更があった DJX 関連のテンプレートは、以下のとおりです。Domino サーバーのアップグレードにより、これらのテンプレートが更新されます。

DJX Domino ディレクトリ (djxdd.ntf)

DJX メールテンプレート (djxmail85.ntf)

DJX 管理ツール (djxadmin.ntf)

DJX 管理データベース (djxmstr.ntf)

  1. 更新されたテンプレートで設計を置換します。

djxadmin.ntf で、DJX 管理ツールの設計を置換します。

注意:データベースを作成するとき、エージェントの設定が無効になるのを防ぐため設計の引継は行わないようにします。

注意:設計置換後の DJX 管理ツールは Lotus Notes/Domino 8.5 の新機能を使用しているため Notes 8.5 でアクセスしないとエラーが発生します。

djxmstr.ntf で、DJX 管理ツールの設計を置換します。

注意:データベースを作成するとき、エージェントの設定が無効になるのを防ぐため設計の引継は行わないようにします。

djxdd.ntf で、Domino ディレクトリ (通常は names.nsf) の設計を置換します。

注意:データベースを作成するとき、エージェントの設定が無効になるのを防ぐため設計の引継は行わないようにします。

注意:DJX を導入した際、Domino ディレクトリの設計を djxdd.ntf によって置換せずに、標準のテンプレート pubnames.ntf に djxdd.ntf からビューのコピーを行った場合は、同様に “($DJX” から始まるすべてのビューを新しい djxdd.ntf から pubnames.ntf にコピーします。(「ファイルのインストールとデータベースの作成」参照)

djxmail85.ntf で、ユーザーのメールファイルの設計を置換します。置換は、ユーザー自身が行う方法と管理者が一括して行う方法があります。「ユーザーのメールテンプレートの置換」を参照してください。

Lotus Notes/Domino 7 までは DJX Domino Web Access を使用する場合は、専用のテンプレートに置換を行う必要がありましたが、Lotus Notes/Domino 8.0 より Domino Web Access の機能も標準のメールテンプレートに統合されたため、djxmail85.ntf にメールファイルの設計を置換することで DJX Lotus iNotes (旧 Domino Web Access) を使用することができます。「ユーザーのメールテンプレートの置換」を参照してください。

  1. DJX 管理ツールのユーザー設定文書を開き、以下の項目を設定します。

メールデータベースのテンプレートファイル名の項目を djxmail85.ntf に置き換えます。

組織的ポリシー機能を有効にするにはポリシーの設定の後、認証者名の[参照…]をクリックし認証者名を再選択します。

ポリシーサーバーの項目を設定します。 (デフォルトでは基本設定のサーバー名が引き継がれます)

  1. DJX Lotus iNotes (旧 Domino Web Access) が使用できるように設定します。この機能は Lotus Domino 6.0.2 から追加されました。

「Lotus iNotes (旧 Domino Web Access) のための設定」を参照してください。

メモ Domino 8.5 以降では、Lotus iNotes (旧 Domino Web Access) で部署順による宛先選択が標準の Lotus iNotes 共有フォームでできるようになりました。これらのファイルはLotus Domino または Lotus Notes をアップグレードすることにより更新されます。

Forms85.nsf

Hirotaka Nagashima - Lotus Customer Support

Subject: Question From Customer (2)

匿名希望:

■アップグレード中のDominoバージョン混在環境において、Designタスク稼動の場合、新旧のテンプレートはどのように扱うべきなのか?

かつてあるユーザーのR6からND7へのアップグレードにおいて、下記Technote#730536の現象に遭遇しました。

[参考URL]

「Lotus Domino 7.x と R5.x/6.x で events4.ntf を複製すると一部の設計要素がR5.x/6.x の設計に置き換わる」

http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=lsj17b75ba395f9c8042492574b9000b3335

そのときはこのTechnoteなど出ていなかったので、シーケンス番号の大小が逆転という障害が原因とは分からず、対策として新旧のテンプレートのファイル名とレプリカIDを比較し、レプリカIDが同じテンプレートのみ旧サーバー上のテンプレートを新バージョンのテンプレートに置き換えました。

その後の別ユーザーのアップグレードの際は同じように新旧のテンプレートについて同じ対応をしていました。そして上記Technoteが出され、障害が原因であったことを知ったわけです。

上記の対応以外に下記が考えられます。

1)Designタスクを停止する。

2)旧バージョンのサーバーのテンプレートを削除する。

3)新旧テンプレートの複製の設定において、設計要素の複製を禁止する。

→対象DBの数も少なくないし、アップグレード後に戻すのも面倒。

4)上記障害は解決しているので、再発しないはずなので、何も対応を取らない。

→また別のDBで発生しない保証もありません。

ユーザーの環境/運用によって色々対応は異なると思いますが、何をポイントにしてこれら対策を使い分ければよいのかガイドラインのようなものを示していただけるとありがたく思います。

匿名希望ですのでOpen Micでこのトピックにご質問がある場合にはどなたでもご自由に質問してください。

Subject: 回答 (Response From Lotus Customer Support)

ご質問のあった点について回答させて頂きます。

■ 混在時のテンプレートの利用についての基本的なガイドライン

製品側で提供しているテンプレートは、以下の種類に大別することが出来ます。

a) ドミノディレクトリ(pubnames.ntf)、admin4.ntf

b) メールテンプレート

c) システムテンプレート(サーバーのタスクが直接利用するデータベース, events4.ntf, log.ntf, catalog.ntfなど)

d) その他のテンプレート(ディスカッションデータベーステンプレートなど)

これらのテンプレートについてバージョンが混在する際には以下のようにご利用下さい。

a) ドミノディレクトリ(pubnames.ntf)、admin4.ntf

これらのテンプレートは下位互換性を保持しています。バージョン混在時には新しいバージョンのテンプレートで統一してください。

b) メールテンプレート

古いバージョンのテンプレートを使うと Notes クライアントの新機能などが一部使えないことがありますが、新しいバージョンのテンプレートを下位バージョンの Notes クライアントで利用することなども限定的にサポートされています。詳細な組み合わせについては以下の文書をご参照ください。

タイトル: Lotus Notes/Domino 8.5 がサポートする環境とマイグレーションの諸注意事項
文書番号: 732676
URL: http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/732676

c) システムテンプレート(サーバーのタスクが利用するデータベース, events4.ntf, log.ntf, catalog.ntf など)

バージョンが混在する場合、これらのテンプレートは下位のテンプレートで統一するか、設計要素を複製しないようにしてご利用頂く必要があります。

d) その他のテンプレート(ディスカッションデータベーステンプレートなど)

これらのテンプレートは特にバージョンに依存しないため、下位のバージョンのテンプレートに揃えることを推奨しますが、新機能などを使わないのであれば設計をどのバージョンで揃えても特に問題ありません。

■ テンプレートを揃える場合などについての考慮点

ご指摘のあった4点のケースに1つ加えた5つのケースの考慮点についてコメントさせていただきます。

  1. Designタスクを起動しない(新しいバージョンのテンプレートで統一する)

Designタスクを停止することによって、夜間に意図しないバージョンのテンプレートで更新されてしまう事を防ぐことが出来ますが、テンプレートの複製を行うと通常は新しいバージョンのテンプレートで統一されるため、複製処理を行わないなどの対策を同時に実施する必要があります。

  1. 旧バージョンのサーバーのテンプレートを削除する。

この状態での運用は、新しいバージョンテンプレートで運用が行われることになるため、削除対象とする古いテンプレートは pubnames.ntf や admin4.ntf だけに留めた方が良いと思われます。

(システムテンプレートが下位バージョン環境での動作をサポートしない)

  1. 新旧テンプレートの複製の設定において、設計要素の複製を禁止する。

それぞれのサーバーがスタンドアロンの環境と同じになるのでもっとも安全性の高い方法だと思いますがご指摘の通り、テンプレートごとに複製の設定を行う際の作業量はサーバーが増えると多くなります。

  1. 何も対応しない

この場合複製によって最新バージョンになりますが、古いバージョンでは毎晩 Design タスクが走って古いテンプレートに一時的に戻ることになります。したがってこのような混在方法は推奨しません。

  1. 古いバージョンのテンプレートで統一する

この場合新しいバージョンのテンプレートは一時的に削除し、すべてのサーバーのバージョンアップが完了した後に新しいバージョンのテンプレートに再度置換する必要があります。

6.5.x ↔ 8.5.x のように比較的バージョンが離れている場合はバージョンの離れたシステムテンプレートを長期間利用するよりは、設計の複製を禁止した状態での運用を推奨します。

■ 参考

タイトル: 異なるバージョンのサーバー/クライアント混在環境での注意点
文書番号: 717501
URL: http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/717501

タイトル: Lotus Notes/Domino 8.5 がサポートする環境とマイグレーションの諸注意事項
文書番号: 732676
URL: http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/732676

Subject: 追加の質問と回答

「古いバージョンでは毎晩 Design タスクが走って古いテンプレートに一時的に戻ることになります。」の部分について

よく分からないので、もう少し詳しくご説明いただけないでしょうか?

テンプレートのレプリカIDが異なる場合、バージョンが違うとテンプレートの複製は行われず、どちらかのバージョンの設計になるようにシステムデータベース(NSFファイル)の複製のみが行われます。

このとき、システムデータベース xx.nsf の設計が以下のようになっているとします。

つまり、R7.x環境では R7.ntf だったものが、R8.ntf (通常NTFファイル名は同じですが便宜上このようにさせてください)になったとします。

R7.ntf → xx.nsf

R8.ntf → xx.nsf

ここで、複製後に設計はR8.ntf で統一されますが、R7上の夜間のDesignタスクの実行によって再度R7.NTFに戻されてしまうことがあります。 (これは設計要素の更新日などが最新であれば更新しないはずですのであくまで可能性だと考えてください)

このような事態を避けるため、テンプレートや設計要素の複製について一定の考慮を行う必要があります

Subject: 仮想化環境やTravellerのサポートについて

<質問>
1.ロータストラベラーについて
①インストールにおけるさらに詳しい注意事項がありますか?
②トラベラーのLinux対応はどのようになっていますか

2.Domino仮想化のサポートまたは注意事項について
述べてください。

3.Notes8のシンクライアントへの対応
①Liveの音声機能は問題ないか
②仮想クライアントOS上にインストールすべきか
またはXenAppsまたはVM ThinAppsに対応しているか
どちらを推奨するか。

4.会議室のビューについて
日本人好みの
「縦軸にリソース種類、横軸に時間帯」を表示する形をビューを
サポートしていないのか

Subject: Answered via mail (メールにて返答いたしました)

この件については、特に8.5のアップグレードとは関係がなかったため、ご質問の内容についてメールにて返答しています。

Subject: Followup: Server IDのキーの強度のR5との互換性の問題について

本日お話に出たサーバーIDのキーの強度のR5環境との互換性の問題についてです。

セットアップ前にSetup_First_Server_Public_Key_Width=630 を設定することによって回避することが出来ます。

タイトル: Lotus Notes R5 から Lotus Domino 7 へアクセスすると暗号化に関するエラー
文書番号: 728985
URL: http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/728985

Subject: DAOS Estimator について

昨日のOpenMic でDAOS Estimator についてお話したのでこの場で紹介させて頂きます。

DAOS Estimator は以下のガイドをご確認頂ければと思います。

DAOS Estimator 利用ガイド ~v1.4対応版~

Download the Domino Attachment and Object Service Estimator Tool version 1.5

http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24021920

A checklist for implementing DAOS

URL: http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21415556